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コズミック・イラ (Cosmic Era、C.E.)

コズミック・イラ (Cosmic Era、C.E.) は、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』及び『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』と、その関連作品に登場する架空の紀元。
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再構築戦争(Reconstruction Warまたは第三次世界大戦)の終結と同時にそれまでの国家の枠組みが大きく変わったのを機会に、国連の主導下で新暦として統一暦「コズミック・イラ(C.E.)」が制定された。なお、元年と設定されたのは「最後の核」(中央アジア戦線で核兵器が使用される)が使用された年であり、制定時がC.E.9年となるためC.E.1?8年は歴史上にしか存在しない。

再構築戦争(第三次世界大戦)
西暦年代末に各地で民族紛争や宗教紛争が激化し、なおかつ石油資源の枯渇や環境汚染の深刻化、世界不況が起こり、世界各地で代表勢力による分割が行われ、世界各地でブロック化が進む。いわゆる国家統合・再編を目的とした戦争である。

C.E.1年には中央アジア戦線(カシミール地方)において核兵器が使用される「最後の核」と呼ばれる事件が起こる。

C.E.9年にR.C.Warが終結。

アメリカ・カナダ・イギリス・アイスランド・アイルランドによる大西洋連邦[1]
ロシア・EU諸国によるユーラシア連邦[1]
日本・中国・韓国・北朝鮮・モンゴル・台湾による東アジア共和国[1]
ラテンアメリカ諸国による南アメリカ合衆国
北アフリカの国々によるアフリカ共同体
アフリカ大陸南部の国々による南アフリカ統一機構
スカンディナヴィア半島の王国によるスカンジナビア王国
中東・アラビア半島の国々による汎ムスリム会議
東南アジア、南アジア地域の国々による赤道連合
オセアニア地域による大洋州連合
ソロモン諸島のオーブ連合首長国
の11の国家が誕生する。

ジョージ・グレンの告白
C.E.15年、ファーストコーディネイターであるジョージ・グレンが自身が設計した大型宇宙探査船で木星へ旅立つ直前、今迄の自らの成功が自らが遺伝子を改造された者だから出来たと言う事を暴露し、コーディネイターの製造方法を世界中にネットワークを通じて公開した。

「人類の遺伝子改変に関する議定書」採択
C.E.16年、地球連合の前身である国際連合が開いた「国連遺伝子資源開発会議」の議決により採択。以後、国際連合加盟国は本議定書の効力により、合法的にはコーディネイターを生み出す事が不可能となった。

「エヴィデンス01」発見
C.E.22年、ジョージ・グレンが、木星探査中に、明らかに地球のものでは無い生物の化石を発見。地球外生命体のエビデンス(証拠)とされている。ナチュラル、コーディネイター双方を問わず、特に生物学者達にとっては生物の進化の可能性を確信させる存在となっている。巨大なクジラのような骨格をしており、背中には翼に似た一対の間接部がある。その形状から、一般に「はねクジラ」、「クジラ石」、「天使」と呼ばれている。その後、エヴィデンス01は、プラントの首都アプリリウス市1区で観光資源として保管されている。人類が宇宙進出を進めるきっかけの一つとなったが、この生物の謎は未だに明かされていない。

また、この化石の発見が世界に与えた影響は計り知れず、エヴィデンス01の存在によって宗教の権威が失墜したとされる。ジョージ・グレン友の会やコロニー・リティリアの住民が、エヴィデンス01を偶像化している一方で、ブルーコスモスからは、破壊すべき対象として狙われている。 そのほか、『機動戦士ガンダムSEED ASTRAY R』では、地球の海に羽根が生えたクジラが泳いでいる姿が登場する。

黄道同盟 結党
C.E.50年、パトリック・ザラ、シーゲル・クラインらプラントのL5コロニー建設に従事してきたコーディネイターの有志によって、プラントの自治権、貿易自主権を求める政治結社「黄道同盟Zodiac Treaty」が結党される。食料生産制限撤廃と自衛権獲得を求める活動も開始。

S2インフルエンザ流行
C.E.54年、S型インフルエンザの突然変異により発生し従来のワクチンが無効なS2型インフルエンザの流行が始まり、多数の死者を出す。ナチュラルに多数の死者が出たのに対して、コーディネイターの死者はゼロだった。

このため、S2型インフルエンザウイルスの蔓延は、コーディネイターがジョージ・グレン暗殺の報復及びナチュラル殲滅のためにおこなった作戦であるという噂が広まった[1]。この噂が結局、真実であったのかデマゴギー(=政治的に流された嘘)であったのかについては明らかでない。

C.E.55年10月29日、プラントのフェブラリウス市、S2型インフルエンザのワクチン開発に成功。増産のうえ地上への供給開始。しかし、重篤疾病を罹病することを知らぬがゆえ薬学ノウハウがナチュラルより遅れているはずのコーディネイターが、新型ウイルスのワクチンをあっさり作れてしまったことが、かえって一部ナチュラルからの疑念を煽ってしまったという。ナチュラルの反コーディネイター感情は収まらず、在地球コーディネイターのプラント移住が本格化する。

C.E.58、後に議長となるシーゲル・クラインとパトリック・ザラ、プラント評議会議員に初当選。同時に、黄道同盟の党勢拡大も進める。

ザフト創建
C.E.65年、プラント最高評議会の政権与党、黄道同盟がさらなる党勢拡大のうえ発展する形で、自由条約黄道同盟ZAFT(ザフト)が改めて結党された。同時に、史上初のモビルスーツ「プロトジン」初号機が秘密裏にロールアウト。

C.E.68年、シーゲル・クライン、プラント最高評議会議長に就任。

同年、マンデンブロー事件でナチュラルから受けた被害をきっかけに勢いづくパトリック・ザラは、純然たる政治結社であった既存のZAFTを解体再編しプラント内の警察保安組織と合併、モビルスーツを主戦力とする軍事組織でもあるZAFTが新たに創立並びに建軍された。

同年、L4コロニー「メンデル」で大規模なバイオハザードが発生し死者多数。同コロニーは無人となりX線照射消毒が図られる。ユーレン・ヒビキ博士が勤務していたGARM R&D社倒産。L4コロニー「メンデル」にあった同社所有の研究所施設は放置状態に。

L5宙域事変(仮称)
C.E.69年、シーゲル・クラインの指示により、プラントはユニウス市の7?10区(ユニウス7〜10コロニー)を穀物生産プラントに改装し食料生産を開始。これに対しプラント理事国は実力を行使してもこれを排除すると勧告しプラントに対し威嚇行動に出る。ザフトはこれに対抗する形で史上初の戦闘用MSジンを実戦投入する。圧倒的少数でありながらプラント理事国のMA部隊を圧倒し、L5宙域に駐留していたプラント理事国の宇宙軍を排除する事で、その有効性を世界に見せ付けた。対して、大西洋連邦軍のデュエイン・ハルバートン大佐は、地球軍も独自のモビルスーツを開発するよう提唱する。

以降、L5宙域はザフトを有するプラントが実効支配する事になった。

コペルニクスの悲劇
C.E.70年2月5日、緊張が高まるプラントとプラント理事国の間で交渉がもたれる事になっていた(月面会議)が、爆弾テロ(犯人の詳細は不明)により会議参加予定の地球側理事国の代表者と、国際連合事務総長を含む国際連合首脳陣が死亡した事件。

なお、同じく会議に参加する予定であったプラント代表のシーゲル・クラインは、シャトルの故障により到着が遅れていたため難を逃れた。

アラスカ宣言
C.E.70年2月7日、大西洋連邦、「コペルニクスの悲劇」をプラント側によるテロと断定、同時にこれを地球各国及びナチュラルへの宣戦布告と見なすと発表。先の事件によって崩壊した国連に代わる新たな国際調停機関として地球連合が設立された。

ヤキン・ドゥーエ戦役(C.E.70-72)
人類史上初の地球と宇宙、そしてナチュラル陣営とコーディネイター陣営を分けた大規模な戦争。最大の激戦地であり、最後の決戦の地となった宇宙要塞ヤキン・ドゥーエの名を取ってこう呼ばれる。英語版ではBloody Valentine War(血のバレンタイン戦争)となっている。

開戦
C.E.70年2月11日、地球連合がプラントに宣戦布告。月面プトレマイオス基地から地球連合軍の宇宙艦隊出撃。この際、モビルアーマー母艦「ルーズベルト」に、とあるブルーコスモス派将校の独断で極秘に1発の核弾頭ミサイルが持ち込まれた[1]。

血のバレンタイン
プラントの農業用コロニー「ユニウスセブン」が、地球軍側MAの放った核ミサイルにより壊滅した事件。C.E.70年2月14日の聖バレンタインデーに起こったため、血のバレンタイン事件と呼ばれる。

C.E.70年2月14日、ザフト、地球軍プトレマイオス基地艦隊及び艦載モビルアーマー「メビウス」部隊の攻撃をモビルスーツ部隊によって迎撃し、これらを殲滅する。しかし、「ルーズベルト」に1発持ち込まれていた核ミサイルを搭載して発艦した「メビウス」だけは攻撃行動に成功し、これがユニウス7に命中した。

これにより、パトリック・ザラ国防委員長の妻レノアを含む24万3721名の人々が犠牲となった。地球軍側はこれを、プラント側の「自爆作戦」と批判している。

核弾頭の持ち込みが一将校の独断で秘密裏に行われた事であったうえ、ザフトMS部隊が圧倒的戦闘力で地球軍側を殲滅させたにもかかわらず、たった1発しかない核弾頭とその搭載機だけが攻撃に成功したことによる。地球側はこれを、ザフトが殉教者を作るために確信犯的におこなった防御サボタージュと解釈した。また、プラントの事実上の国軍であるザフトは、建前上ではあるが民兵組織であるため、この犠牲者が非戦闘員であるのかないのかの明確な区別が非常に難しい。後日、本件の殺戮の正当・不当に関し、両陣営の主張が食い違う元となっている。地球連合軍はこの事件自体をザフトの自作自演としてる。

以降、地球連合軍とザフトの戦争は地球圏全土を巻き込む大戦へと拡大する事になった。地球連合軍の宣戦布告は3日前の2月11日に正式にされているのだが、「機動戦士ガンダムSEED」第14話でラウ・ル・クルーゼがモノローグで解説するところでは、本件が「この戦争の直接最大原因」とされている。

南アメリカ侵攻
C.E.70年2月18日、プラント最高評議会議長シーゲル・クラインによる、地球連合非参加国には優先的に物資を提供する「積極的中立勧告」の声明を非プラント理事国である大洋州連合と南アメリカ合衆国が受諾した

これを受け地球連合は翌2月19日、南アメリカ合衆国に武力侵攻を開始、パナマ宇宙港を軍事制圧し南アメリカ大陸を大西洋連邦に併合した。これは、マスドライバーによる宇宙からの補給が滞ることを恐れた大西洋連邦が、武力をもって阻止するための侵攻であった。

なお、このさらに翌20日、大洋州連合は地球連合軍の中南米侵攻を批判すると共にプラント支援を表明し「親プラント国家」になった。同日、地球連合軍は大洋州連合に対し宣戦布告を行った。

世界樹攻防戦
血のバレンタインから約1週間後のC.E.70年2月22日、地球連合軍の月への橋頭堡であるL1のスペースコロニー「世界樹」で起きた地球連合軍とザフトの攻防戦。

地球軍はこの戦いに第1?第3艦隊を投入し、ザフトと激しい戦いを繰り広げた。なお、この時に核分裂抑止能力を有する「ニュートロンジャマー」が試験投入され、成果を上げている。戦闘そのものには双方が拮抗し、両軍ともに大きな損害を被るが、最終的に「世界樹」は崩壊し、デブリベルトの塵と化した事で戦闘は終息した。

この攻防戦においてジンで出撃したラウ・ル・クルーゼは、MA37機、戦艦6隻を撃破し、ネビュラ勲章を授与されている。

第一次ビクトリア攻防戦
C.E.70年3月8日。ザフトの地上侵攻戦(食糧確保の目的もあり)初の軌道上からの地上降下作戦としてビクトリア湖を干拓して造られた宇宙港とマスドライバー施設「ハビリス」に侵攻した戦闘。

作戦は地上戦力の支援が無かったためにザフトの敗退に終わり、これを踏まえプラント最高評議会では「オペレーション・ウロボロス」を立案、採択された。

エイプリル・フール・クライシス
ザフトは第一次ビクトリア攻防戦の失敗を考え、

「地上での支援戦力を得るための軍事拠点を確保」
「宇宙港やマスドライバー基地制圧による地球連合軍を地上に封じ込める」
「核兵器、核分裂エネルギーの供給抑止となるニュートロンジャマーの散布」
の3つの柱からなる赤道封鎖作戦「オペレーション・ウロボロス」を立案する。C.E.70年3月15日、プラント最高評議会で可決され、4月1日に発動した。また、採決と同時にプロパガンダ的な意味を込めシグー、ディン、バクゥ、ザウート、グーンなどの複数の新型MSも公開し、全世界に発表された。

対戦国中立国に関らず、無差別に散布され地中深くに埋め込まれたニュートロンジャマーの影響から、以後ザフト、地球連合軍の双方のみならず全地球上で核分裂装置の使用が不可能となり、この影響で核分裂炉の原子力発電をエネルギー供給の主としていた地球上の各国家は、それが使用不可能となり、地球全土で深刻なエネルギー不足が問題になった。これにより地球上の国家は多数の餓死者、凍死者(ニュートロンジャマーキャンセラーによってエネルギー不足解消までの被害者は二次的、三次的被害を含めると地球の総人口の1割近くに相当するとの資料あり。少なくとも数億人の死者が出たと思われる。)を出す事態となり人々の反プラント、反コーディネイター感情は最高潮となる。

一方、宇宙の戦場においても、宇宙艦艇が必要に応じて発動するので核兵器の使えない限定戦争になっている。また、その副産物として電波妨害を引き起こし、長距離通信が不可能になったりレーダーも錯乱されてしまい、使用したザフトも様々な支障を来すことになる。地球連合軍が使用していた電波誘導式ミサイルも用を成さなくなってしまい、MSを有するザフトが戦争の主導権を握る事になった。

カーペンタリア制圧戦
C.E.70年4月2日、前日のエイプリル・フール・クライシスの混乱に乗じ、ザフトはオーストラリアのカーペンタリア湾に軌道上から基地施設を分割降下させ、48時間でカーペンタリア基地の基礎を建設する。

作戦上は制圧戦だが、実際には大洋州連合側から無償で土地が提供されていた。この時、地球連合軍の太平洋艦隊が迎撃に出たが新型機ディンの前に大敗し、基地は翌月の20日に完成した。

第一次ヤキン・ドゥーエ攻防戦
C.E.70年4月17日、地球連合軍第5、第6艦隊がプラント本国を目指し月面プトレマイオス基地より侵攻する。プラント管理下の資源衛星ヤキン・ドゥーエ付近にて、迎え撃つザフトと交戦を行った。

これによりプラント最高評議会は、本国防衛の点から、ヤキン・ドゥーエを防衛要塞に改装する事を決議した。

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2009年02月19日 13:41に投稿されたエントリーのページです。

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